ACT2025報告:ポスター発表を行いました_その2

 みなさん、こんにちは。IR広報統括部長の岩田です。1116日~19日に、米国アリゾナ州フェニックスでAmerican College of Toxicology (ACT:米国毒性学会) 46TH Annual Meetingが開催され、当社は企業展示と1117日に3名がポスター発表を行いました。

手島瑛一郎さんが発表した演題は「Comprehensive Screening of AAV Neutralizing Antibodies in Cynomolgus Monkeys: A Five-Year Survey of Serotype-Specific Prevalence(日本語訳:カニクイザルにおけるAAV中和抗体の陽性率:5年間の包括的調査)」です。当社が保有する5年分の約4,800匹分の膨大なヒストリカルデータを用いて、カニクイザルにおけるAAV陽性率をまとめたものです。

ポスターの掲示位置が入口近くの通路側であったという場所の良さに加え、最近の遺伝子治療のトレンドもあり、90分の発表時間中に約15名の方が立ち寄り、ディスカッションする機会がありました。参加者からは、「今後、眼科領域の薬の開発を検討しているので、AAV8の陽性率データに興味がある」「思っていたより陽性率が高くて驚いた」といった声があり、膨大なデータから得られる調査結果に純粋に関心を示す方が多かった印象のようです。手島さん、お疲れ様でした!