岐阜市で企業版ふるさと納税への感謝状贈呈式に出席しました

 みなさん、こんにちは。IR広報統括部長の岩田です。519日(月)、当社が寄附講座を置いている岐阜薬科大学のキャンパス整備事業に、ふるさと納税として実施した寄附に対する感謝状贈呈式が岐阜市役所で行われました。

当社から二反田専務が出席しました。写真は岐阜市の柴橋市長と原岐阜薬科大学学長です。

当社が岐阜薬科大学に寄附講座を開設したのは、20184月で、現在8年目になります。開設にあたっては、現在の学長、原先生と前学長の稲垣先生に大変お世話になりました。講座の運営にあたっては、当社の角崎専務が特任教授として席を置いておりますが、薬効解析学研究室の嶋澤先生、常勤の特任准教授の大津先生にご尽力いただいております。

当講座では「非ヒト霊長類を用いた疾患病態モデルの確立と新薬開発研究」をテーマに加齢黄斑変性、緑内障、網膜静脈閉塞症などの眼科疾患の研究を進めています。これら研究からの成果である病態モデルは、当社のサービスメニューに加えられ、製薬企業の医薬品開発に利用され、新薬創出に大きく寄与しています。

研究の面からは、当講座は開設以来、9本の総説を含む43本の論文を公表し、学会発表では、国内外にて50本近くの実績を積み重ねてきました。学内では、当講座主催セミナーを7回開催し、岐阜薬科大学だけでなく、岐阜大学の教職員、学生の方々にも参加いただいております。

教育の面からは、当講座から過去4名の卒業生を送り出しており、うち1名は現在博士課程の院生として研究を継続しております。当社は今後も、岐阜薬科大学のさらなる発展のため尽力してまいります。