みなさん、こんにちは。IR広報統括部長の岩田です。世界最大の毒性学会であるSOT(Society of Toxicology)が3月16日(日)から20日(木)まで、米国フロリダ州のオーランドで開催されており、当社はブース展示やポスター発表およびトップ営業等を行っています。ポスター発表について、3月17日は2名が実施しました。
2名のうちの1人、坂田恵美さんの演題は「Non-invasive Evaluation of Visual Function Using an Eye-Tracking System in Non-human Primates with Induced Visual Impairment(NHP眼疾患モデルにおけるアイトラッキング(視線計測)システムを用いた新しい視機能評価について)」です。
アイトラッキングシステムは自動車事故防止などに活用されている技術ですが、今回の研究によりNHPにおける視機能評価が可能であることが示されました。またこのアイトラッキングシステムは脳機能の研究にも活用されており、視覚障害だけでなく脳機能障害の治療薬開発研究に寄与することが期待されます。
坂田さんは昨年のSOTでもポスター発表を行っており、「多くの方が興味を示してくださり、非常に励みになりました。今後も引き続き研究を発展させ、治療薬開発の新たな可能性を切り開いていきたいと考えています。」と意欲的なコメントを提供してくれました。坂田さん、お疲れ様でした!