みなさん、こんにちは。IR広報統括部長の岩田です。2月5日(水)の11時30分に「2025年3月期第3四半期決算短信」と「通期業績予想の修正」および「決算説明会資料」を発表しました。第3四半期(Q3)累計業績は、売上高、利益ともに期初予想を上回りました。
売上高は222.3億円と前年のQ3累計と比較して42.5億円増加しました。これは非臨床事業で当期受注・当期売上が期初計画を大きく上回ったことが主因です。売上高はQ3累計として過去最高を更新しています。
一方で、営業利益は18.9億円と前Q3累計比6.4億円の減益となっています。これはSatsuma社の経費が前年Q3累計比で11.0億円増加したことが主因です。Satsuma社は前年度Q3から連結対象となりましたので、前年度との比較では大きなコストアップ要因になりました。
Q3累計の業績が会社計画を上回ったことを受けて、通期業績予想を上方修正しています。売上高は298.3億円から320億円(21.6億円増)、営業利益は23.5億円から29億円(5.5億円増)に修正しました。
売上高は前年比21%増の予想で、3期連続で過去最高を更新する予想です。営業利益については、前年度比12.6億円の減益予想ですが、これは米国での経鼻投与製剤STS101の承認に向けた経費と、CRO事業をさらに強靭なものとするための戦略的な大型先行投資によるコストアップが主因であり、中期的に収益に貢献する前向きな費用だと考えています。今後も引き続き当社への注目をよろしくお願いします。