みなさん、こんにちは。IR広報統括部長の岩田です。当社は年2回、社外取締役を含む、全役員が指宿のホテルに集まり、1泊2日で経営戦略会議を開催します。今回は10月3日(木)から2日間開催しました。
4日(金)に全日程を終えた際に、当社顧問の大田嘉仁(おおた・よしひと)氏と話をした際に、9月25日に著書「運命をひらく生き方ノート(約三十年、稲盛和夫氏のもとで学んだこと)」が致知出版社から発行されたことを聞きました。
大田顧問は鹿児島出身であり、京セラ創業者の稲盛和夫氏の秘書を務め、JAL再建時は意識改革のほか、多岐にわたり稲盛氏のサポート役を務め「稲盛和夫から最も信頼される男」「側近中の側近」と称された人物です。著書に「JALの奇跡」(致知出版社)などがあります。今回の新刊本は約3年かけて書いたものだそうです。私は早速購入して読みましたが、自分の組織運営の手法を確認するいい内容となっており、組織のリーダーにはぜひ読むことをお勧めできる本と思いました。
この本に関して当社が関係しているエピソードを大田顧問から伺いました。この本の帯は日本電産(現・ニデック)の創業者でニデック代表取締役グローバルグループ代表の永守重信氏が推薦コメントを書かれているのですが、これは当社の地熱発電の発電機の不具合が見つかった際に、発電機メーカーがニデックの関連会社であり、大田顧問を通じてスムーズな対応をお願いし、そのお礼に大田顧問が永守氏を訪問した際にちょうど本の原稿が出来上がった頃で、帯のコメントをお願いして快く受けていただいたそうです。縁というのは面白いと感じたエピソードです。