SBIホールディングスと共同ファンド設立を発表しました

 みなさん、こんにちは。IR広報統括部長の岩田です。924日(火)の1130分に「新日本科学とSBIホールディングスによる共同ファンド設立に関するお知らせ」を発表しました。両社は731日に米国におけるビジネスインキュベーション事業に関する業務提携を発表していますが、共同ファンド設立はその一環となります。

共同ファンドの名称は「SBI US Gateway Fund」、ファンド規模は40百万米ドル(1米ドル=145円換算で58億円)です。投資対象は北米のバイオテクノロジーや創薬関連のヘルスケア、AI(人工知能)などのスタートアップ企業となります。ファンドの特徴は、単なる投資(資金提供)ではなく、両社の知識・経験・ネットワーク等を用いて、研究開発支援や事業成長のためのサポートを行うインキュベーション機能を有することです。

バイオ・創薬の世界的な中心である米国においてインキュベーション機能を有するファンドを組成し、将来が期待されるスタートアップ企業に投資と事業拡大サポートを行うことは、創薬エコシステムへの貢献という点で大きな意義があることに加え、当社は投資先企業から非臨床試験の受託も期待でき、主力事業の収益貢献にもなると考えています。