みなさん、こんにちは。IR広報統括部長の岩田です。7月31日(水)の15時30分に「新日本科学とSBIホールディングスの業務提携に関するお知らせ」を発表しました。
新日本科学(SNBL)グループが米国に所有するインキュベーション施設を運営する会社を、SNBLグループとSBIグループが共同設立・運営いたします。また、米国における両グループによるファンドの共同設立についても基本合意を締結しています。
当社グループの非臨床CRO大手として新たな創薬モダリティの研究開発支援を数多く行っている実績や米国ナスダック市場に創薬系バイオベンチャー2社を上場させたノウハウに、SBIグループのネットワークやシリコンバレーでのファンド運用実績、資金力が加わることで、日本のベンチャー企業が米国に進出する場合や米国のベンチャー企業が日本に進出する場合について資金面だけでなく、施設、知的財産、ノウハウを含めて総合的に支援することができるようになります。
当社ではGlobal Gateway(グローバルゲートウェイ)と呼んでおり、世界への入口のような存在を目指します。
もちろん、当社にとっては、支援および投資する企業から非臨床事業の受託も期待でき、主力事業の収益貢献にもなると考えています。
当社の永田社長とSBIグループを率いる北尾会長との信頼関係はあついものがあります。実は、私自身、北尾会長とは20年近いつきあいがあり、SBI証券が機関投資家向け調査部を立ち上げた際にはバイオ担当アナリストとして北尾会長のもとで働いた経験をもっています。公的意識が高く、私が尊敬する人物の一人です。
今回の両グループによるビジネスインキュベーション事業に関する業務提携から多くの幸せが生まれてくると信じています。