2024年6月から陽子線治療の保険適用に肺がん(Ⅰ期からⅡA期)が加わります

 みなさん、こんにちは。IR広報統括部長の岩田です。当社が設立を支援し、その後の運営サポートを実施しています「メディポリス国際陽子線治療センター」の治療実績数が20242月で6,200件を超えました。同センターは20111月から治療を開始し、鹿児島県のみならず、国内各地、さらに海外から多くの患者さんが治療に来られています。

陽子線治療の公的医療保険適用は着実に拡がっており、2016年に小児がん、2018年に前立腺がん・頭頸部がん・骨軟部腫瘍の一部、2022年は大型の肝臓がん・肝内胆管がん・進行膵がん・局所大腸がん術後再発(いずれも、手術による根治的な治療法が困難であるものに限る)と一気に適用が拡大となりました。そして20246月からは早期肺がん(Ⅰ期からⅡA期まで。手術による根治的な治療法が困難であるものに限る)が保険適用となることが決まりました。

陽子線治療は患者さんのからだへの負担が少ないがん治療法です。保険適用になることで、患者さんの費用面の負担も大きく軽減されます。がん治療法の選択肢の1つとして拡がればいいなと思っています。