薬物代謝分析センター(和歌山)を訪問

 みなさん、こんにちは。IR広報統括部長の岩田です。1010日(火)に和歌山県海南市の海南インテリジェントパーク内にある薬物代謝分析センターを日帰りで訪問してきました。

当社の主力事業は、製薬企業などの顧客から提供された開発候補品(被験物質)の安全性を確認することです。薬物(被験物質)は体内に投与されると吸収⇒分布⇒代謝⇒排泄という過程を経て体外に排出されますが、これらの各過程で投与された薬剤がどれくらい組織に届いているのかを濃度を分析し検証します。これを薬物動態試験といいますが、これら分析力はCRO企業の創薬支援能力における重要な役割となっています。

分析機器の主力機器として液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS/MS)がありますが、当社は国内CROでは最も多くのLC-MS/MSを備えています。写真は高感度の最新モデルです。

生体試料中の薬物分析をバイオアナリシスと呼びますが、医薬品業界では新しい創薬モダリティの開発が進んでおり、その測定系の構築や正しく測定することの重要性が高まっており今後、伸びる分野と期待されており、当社内でも伸びを期待されるセンターとなっています。