2023年のノーベル生理学・医学賞

 みなさん、こんにちは。IR広報統括部長の岩田です。2023年のノーベル生理学・医学賞は「新型コロナウイルスに対するmRNAワクチンの基盤技術開発」により米国ペンシルバニア大学のカタリン・カリコ非常勤教授とトリュー・ワイスマン教授に授与が決定しました。

mRNA にいち早く注目した研究者であり、彼らの研究の成果物といえるmRNA新型コロナワクチンは多くの命を救いました。素晴らしい先駆けの研究者だと思います。

当社がハーバード大学と東京大学の教授らの技術を基に設立し、現在は当社の重要投資先となっているWave Life SciencesNasdaqWVE)は、RNA医薬品の開発を進めている会社です。今年95日に世界に先駆けてRNA編集を用いた医薬品候補化合物の治験申請をしています。

928日にはR&D Dayを開催し、機関投資家/アナリスト向けに肥満症に対する非臨床試験データ開発を発表しています。成果物が出てくることを楽しみにしています。