米国毒性学会SOTでポスター発表を行いました

 みなさん、こんにちは。IR広報統括部長の岩田です。世界最大の毒性学会であるSOTSociety of Toxicology)の年次総会とToxExpo319日から23日まで米国テネシー州ナッシュビルで開催され、当社がブース展示をしたことは前回報告しましたが、この会場で当社の安全性評価部の鈴木晶子さんがポスター発表を行いました。

ポスター発表とは、研究の概要をまとめた大判のポスター前で行うプレゼンテーションの一形式です。鈴木さんの発表タイトルは「Comparison of qPCR and ddPCR Analysis Methods for Validation of the MicroRNA Measurements in Cynomolgus Monkey Serum」、日本語訳は「カニクイザル血清中マイクロRNA測定のためのqPCRおよびddPCR分析法の比較」です。

発表の内容は、医薬品の新しいモダリティとして研究開発が進んでいるエクソソーム製剤について,その機能分子であるマイクロRNAの測定法バリデーションをqPCR及びddPCRにて実施し,比較検討したというものです。

鈴木さんによると、今回のSOTNashville Music Centerが会場だったのですが,想像していたよりもとても大きな会場で驚いたそうですが、さすがIT先進国のアメリカですね、会場内での移動は広くて大変でしたが、SOTアプリで自分が参加したいワークショップを管理したり、その開催場所が簡単に検索できたりととても便利だったとのこと。会場もにぎやかで,ポスター発表にも当社の展示ブースにも多くの方が来られました。Nashvilleの街ではいたるところから音楽が聞こえてきて,さすがMusic cityというだけあるなという感じだったそうです。ご苦労様でした。