みなさん、こんにちは。IR広報統括部長の岩田です。7月29日(金)の15時に2023年3月期第1四半期(以下1Q)の決算と、第2四半期及び通期業績予想の上方修正を発表しました。1Qの業績は、経常利益が為替差益16.8億円の発生と国内臨床事業を行っている持分法適用関連会社・新日本科学PPDの好調(持分法による投資利益:3.4億円)により計画を大きく上回りました。主力の前臨床事業の1Qの受注高は65.6億円と、1Qとしては過去最高となり、高水準であった前1Qを7.1%上回りました。海外受注高は欧米顧客から引き続き注文が活発に入っており66.6%増の26.8億円となり、海外受注比率は40.9%と前1Qの26.3%から大幅に上昇しています。
2023年3月期通期連結業績予想については、業績予想の前提為替を6月末の為替レート(136.6円/米ドル)に変更し、1Qで発生した為替差益16.8億円と、イナリサーチ(2176 東証スタンダード)のTOBが7月20日に成立し当社の連結子会社になったことを受けて、イナリサーチの9か月分(2022年7月~2023年3月)の業績予想(売上高32.3億円、営業利益2.7億円)に、のれん償却費の9か月分(0.6億円)を反映させたものを当社の従来予想に加えました。2023年3月期の通期連結業績予想は、売上高、営業利益、経常利益が過去最高を更新予想となりました。