第3四半期決算を発表、好調です

 みなさん、こんにちは。IR広報統括部長の岩田です。2月2日(水)の1520223月期第3四半期の決算を発表しました。営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも前年同期を倍以上上回り、第3四半期では過去最高益となりました。

主因は、主力の前臨床事業で大型実験動物を用いた試験の需要が拡大していることによるCRO事業の好調です。核酸医薬や抗体医薬など新規創薬モダリティ(ワクチン含む)の新薬開発が本格化していることが背景にあります。

前臨床事業の第3四半期(10月-12月)の受注高は64.9億円と、四半期として過去最高になりました。第3四半期累計の受注高も前年同期比50.5%増の175.6億円となり第3四半期では過去最高です。受注は国内だけではなく、海外からも増えており、海外受注高は49.5億円と前年同期比2.2倍と大幅に伸び、海外受注高比率は28.2%(前年同期は19.0%)となっています。受注残高は190.7億円となり、これも過去最高の受注残高となっています。

CRO事業の売上高は前年同期比24.7%増の124.0億円と2ケタ増収となっています。好調な受注と豊富な受注残高を背景に試験室は高稼働となり、売上総利益率が大幅に改善したことからCRO事業の営業利益は前年同期比74.4%増の38.5億円と大幅増加になりました。営業利益率は31.1%です。前年同期の営業利益率が22.2%ですから8.9%ポイントも営業利益率が高まったことになります。

3四半期累計期間の業績が計画を上回ったこともあり、通期の業績予想を上方修正しました。また期末の配当予想も一株当たり20円から40円に修正しております。通期につきましても営業利益、経常利益、当期純利益のすべての利益項目において過去最高を更新する見通しです。引き続き、企業価値向上に努めてまいりますので、今後も注目よろしくお願いいたします。