サステナビリティレポートを作成しました

 みなさん、こんにちは。IR広報統括部長の岩田です。当社のSDGs/ESGに対する取組みをまとめた「サステナビリティレポート」を当社ホームページ(Webサイト)に掲載しました。私がIR広報の責任者になって最優先で取り組んだものです。

機関投資家の投資先企業の選定には大きな変化が起きています。これまでは足元の業績や利益率などの財務情報が企業価値の判断として主に使用されて投資が行われてきたのですが、2008年のリーマン・ショックを契機に反省と見直しが行われ、企業の非財務情報を含めて中長期的に持続可能な(サステナブルな)企業かどうかを判断するという動きが主流になっています。企業の非財務情報の判断材料になるものがSDGs/ESGへの取組みです。

今回の「サステナビリティレポート」は注目点満載だと思っていますが、私が個人的に一番注目していただきたいものは、「生物多様性の保全」への取組みです。当社は鹿児島県指宿市の高台に約103万坪の自然豊かな広大な敷地(メディポリス指宿)を所有しており、この自然資本(約9割が森林)を活用して環境に配慮した事業(地熱発電事業やホスピタリティ事業等)を行っています。当社は“生物多様性の宝庫”である森林資源を森林組合の協力のもと、適切に管理してきました。植樹も桜を約100本、もみじ約300本をはじめこれまでに1,400本以上の植樹を実施するなどして、持続的な森林管理に取り組んでいます。当社の試算では、当社所有の森林による温室効果ガスの吸収量は年間約1,800トン-CO2です。

当社はSDGs/ESGの取組みについて業界のリーディングカンパニーであると自覚して取り組んでいます。これから頻繁に活動報告をしてまいりますので、ぜひ当社の取組みに関心をもってください。